Treasure



  『 十人十色 』 鞠様より  


※こちらの作品の著作権は、『十人十色』 鞠様 が有していらっしゃいます。
無断DL・無断転載・二次加工・再配布といった行為は厳禁です!
No reproduction or republication without written permission.



【 さあ、朝が来る! 】


  -----*リクエスト*-----
「半化け犬君」もしくは、「変化犬(朔→半妖)」のどちらかでお願い致します。
お後は、鞠さんの筆が進む方で♪
どっちも、好きです。(妖犬様もいいですが、前にありましたよね。^^)
やっぱり、どうころんでも、私は【犬】ラバーですわ。v♪ 





   《鞠様のコメント より》

すっかり遅くなってしまいましたが、キリ絵できましたので送らせて頂きます。
せっかく【朔→半妖】か【半化け犬】というリクエストを頂いたのですが・・・
申し訳ありません!! どうみても【半妖→朔】のイメージになってしまいました。
何のためにリクエストいただいたのか・・・本当にごめんなさい!
というわけで(どんなわけ?) 
【半妖→朔犬】と【朔明け】の2種類を添付させて頂きました。
かごめちゃん一晩中抱きついていたのか?とか
髪の毛の長さまで変わってるぞ・・とか
突込みどころ満載ですが、よろしければお受け取りください。
もちろん、リクと違う!等の理由での返品は可です。



《管理人Ikuのコメント》

鞠様、ありがとうございま〜〜す。(くふくふくふvvv)

キリ番踏ませていただいた時、PC前で思わずガッツポーズ!
カウンタがいつもと違うんです。^^
踏ませていただくと、合言葉が出るんです。^^楽しいかった〜〜vv

鞠さんてば、あんなこと仰ってますけど、【朔→半妖】ですよね。^^
それも、かごちゃんとツーショットだ〜〜〜♪
美味しいv実に美味しいです。^^

いやね、本当は『変化犬』が大好きですから、どっちでも満足なんですが、
鞠さんが悩まれたおかげで2バージョン頂いてしまいました。^m^
ありがとうございます。


またも、SS付けたいな。^^


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  『最初の光に向かって』


ああ、日が沈む。
今宵もまた、闇の夜がやってくる。
別に何も恐くはなかった。
あの日まで。

己の命など、いつかは闇に呑まれる。
ただ、目の前に立ちはだかる刹那に向かうだけ。


今は恐怖におののく。
己の炎でなく、
おまえの「煌き」を守りたいがため。

そんなおまえは、俺に言う。
「あなたの煌く心を守りたい。」
おまえが語るその価値は、
   ・・・一体、俺にあるのだろうか?

何時だって、どんな時でも俺は想う。
心に誓う。
「おまえの笑顔を守りたい。
 おまえの煌く心を守りたい。」






................................................


闇の夜(よ)に、未だ一人では立てない。
二人で一人。
おまえの支えなくば、立ち向かえない。
おまえがいるからこそ、闇に立ち向かう。

闇の夜(よ)に二人で立つ。
二人で一人。
たとえ、平原に真(まこと)の姿を晒しても、
今は心穏やかに。


夜が明ける。
長き夜の闇が、光へと取って代わる。

髪の先より、
指の先より、
力が漲(みなぎ)る。

山の稜線に光が宿る。
星降る闇から光の朝へと、陽がそれを告げる。

『犬夜叉。いつも一緒よ。
 闇夜の帳(とばり)も、
 黎明の煌きも、
 光る明日(あした)も。』

おまえは、俺の心を抱きしめる。




さあ、朝が来る!
今日、最初の光に向かって歩き出す。
顔を上げて、
前を向いて、
共に未来に歩き出す。

朝の霊光の中、二人で立つ。
二人で一人。
たとえ、また道に迷っても、
今は心、新にして。


................................................


鞠さん
ちょ、ちょっと、長いかい?(^_^;)
犬君が頭(こうべ)上げて、前を見据えた朝、
かごちゃんの口許が、さりげなく微笑を浮かんでいるのが素敵です。
二人の絆を感じます。^^

素敵な2枚組みをありがとうございました。^^
とっても満足です。^^







初  掲  載   :2004年07月13日 メールにてv
       当サイト初掲載:2004年07月23日            




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