Treasure


 ゆび  様 より 


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【犬夜叉 〜肉体改造犬;〜】




  《ゆび様のコメント》

Ikuさん宅へお邪魔したくて、手みやげに絵でも…
と、思って描いたのですが…。

わ〜っ!!なんだこりゃっ!!(><)

ヨンサマのニクタイカイゾウに衝撃を受け、
ぼんやりと描いていたらこんなことにっ;
(別にヨンサマファンでは無いのですが…)

スミマセン、スミマセン。
描いたのはヨンサマ来日の時だったので、結構前なんですよね。
「こんな絵じゃぁ…失礼しちゃうかなぁ…」と、ずっと思い悩んでおりました。

でもきっとIkuさんなら許してくれるかな〜v(抱v)


                        〜オエビコメントより転載〜


  《管理人Ikuのコメント》

ゆびさ〜ん、というか、らんこさんvお久しぶりです〜v

ヨン様は、ゆびさんの趣味じゃなさそうですよね〜。^m^
でも、そういう辺りから、お絵描きしちゃうセンスが、
らしくって、らしくって、何だか納得しちゃいます〜〜vvv

>スミマセン、スミマセン。
>描いたのはヨンサマ来日の時だったので、結構前なんですよね。
>「こんな絵じゃぁ…失礼しちゃうかなぁ…」と、ずっと思い悩んでおりました。
>
>でもきっとIkuさんなら許してくれるかな〜v(抱v)

許さぬもなにも、あまりの”らぶり〜”さに、爆笑しちゃいましたよ〜。v
(御免なさい。m(__)m)
犬君の屈託のない笑顔が可愛くって、
でも、なんだか、この朔っちv ゆびさんらしいわ〜〜v
可愛いのに、可愛いのに、妙にてらてらとしたお肌してるのが、目を引きます。
妙にムキムキで、笑いを呼びつつ、やっぱり可愛いかっこいいですvv
いいなあvと言いつつ、くすりくすりと笑ってる私をお許しください。m(__)m
ぷにぷにっと、触りたいです。

肉体改造犬君のお肌、ぷにぷにv

ゆびさん、もう少し、お付き合いくださいませv

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 『鍛錬(たんれん)』


かごめの帰りが待ちきれず、井戸に飛び込んで来たものの、
出迎えてくれたのは、かごめのじじいだった。

今は、落ち葉の季節も終わり、北風が吹く。
どんよりとした冬空の下、境内の掃除を手伝わされた。
頭を被う”いつもの”手ぬぐいを脱ぎ、襷(たすき)を紐解く。
その後、どうにも、このじじいには逆らえず、
一緒に煎餅をかじりつつ、茶を啜っていた時の話。


「ずず〜〜〜っ。はあ〜〜っ。」
「ふう〜〜っ、ふう〜〜っ、ずびっ、うぎゃっ。」

(よく、こんな熱い茶が飲めるもんだ。)
と、心で毒付きつつも、冷ましながら舐めてみる。


「おいっ、犬夜叉。
 おまえ、(いつもきっちり着込んでおるが、)
 ちゃんと、身体は鍛えておるのか?」

「はあっ?
 どういう意味でぃ。
 特別、鍛えちゃいねえよ。
 用は、その時、その時の、(気力の)問題だろ?
 いざとなったら、(まみえた敵との)その時の気力勝負だろ?
 今更、少しばかり体鍛えたって、どうなるわけじゃねえだろが。」

「は〜〜っ、少しばかり身が軽いとはいえ、
 こんな精進の足らん奴に、可愛い孫を任せておるのか・・・。」

またもや、じじいは俺を眺めて、溜息を付く。
以前、とんでもない誤解をしていたじじい。
多分、今はあの誤解も解けているとは思うが、
色々な意味で、このじじいはあぶねえ。
今回こそは、誤解を招く前に、真実を伝え
てやる。
「いやな、ここに秘伝書があってな。
 日々の鍛錬によって、肉体も技も改造した男の話じゃ。

 『先日(せんにち)の稽古を【鍛(たん)】とし、
  万日(まんにち)の稽古を【錬(れん)】とす。
  能々(よくよく)吟味有るべきもの也(なり)。
  能々(よくよく)鍛錬すべし。』

(を心に抱いて、3ヶ月・・・。) 立派な志を勝ち得た男の話じゃ!
おまえも見習ってみろ。」
 

その眼光の鋭さと真摯さとが心に響く。
今更、体を鍛える必要など感じはしない。
己に流れる血によって、既に堅固な身体は備わっている。

望むらくは、朔一夜(ひとよ)。
力が消える刹那の時間(とき)。
せめて、剣士として、あいつを守り抜きたいと思う。
剣に想いを込めて、鍛を錬とす。

「ああ、できる限りやってみるさ。
 俺も、朔の夜はまだまだだからな。」

孫娘を預ける老人の脳裏に浮かぶ、
彼の姿は赤銅に輝く。
胸板は厚く、筋肉は照り映える。
肉体を改造し、爽やかな笑みを浮かべる眼前の少年を夢想する。

「おまえ、頑張れよ・・・。」

「おうっ!」



心に目指す”姿”は異なれど、鍛錬の真理は異ならず。


老人が手にする指南絵巻は、「女性セブン」
またも、神社の忘れ物。
特集「肉体改造!ヨン様vvv」号


冬空に、それぞれの明日を夢見る、男が二人。
時折、北風だけが吹き抜けていく。





                                 ー 了 −

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                        (初書き2004.12.26/改訂2004.12.27)

うちのサイトには、寝ぼけた”じいちゃん”が棲んでます。
以前にも、朔変化犬君をゴルゴ13だと思い込むような過去を持つ、
じいちゃんだったり致します。
じいちゃんシリーズ第3弾!だったりします。><

ゆびさん、お茶目な犬君をありがとうございました〜〜(^o^)丿








  初  掲  載 :2004年12月22日 当サイトオエビにて
当サイト初掲載:2004年12月28日             




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