雪花様より 「告白」
Ikuより♪
雪花ちゃん、ロマンチックな犬かごをありがとうございます。
2009年秋、アニメとしての「犬夜叉」は、5年という長い時を経て「犬夜叉 完結編」として復活いたしました。さあ見るぞと意気込んでいた私に「おまえが住まう僻地は未放映地区なのだ。さぞや悔しかろう。くっくっくっ……」との奈落の邪気いっぱいな台詞を思わす宣告に泣いておりましたところ、「雪恋〜yukikoi〜」の雪花様がこちらの二人を送って下さいました。
甘甘ですよ!
犬かごファンとして、胸キュンするしかない逸品ですね。
雪花ちゃんが描く犬夜叉の髪は本当に豪奢で綺麗だ。うねるように流れる艶やかな白銀の長髪に触ってみたい衝動に駆られ、ついモニターに手を伸ばしてしまいました。そして、柔らかなドレープを描く犬夜叉の衣はなんとも上質な絹地のようで、ほれぼれとしてしまいます。
そして何よりも、二人の表情が堪らないですね。
かごめの初々しい可愛らしさもさることながら、犬夜叉の端正な大人びた表情、特に目と眉が作りだす自信に満ちた表情に魅入ってしまいます。
低い声で、「かごめ。おれは……」なんて今にも彼からの告白が聞こえてきそう。ああ、本当に妄想するだけで胸がドキドキしてきます。
犬夜叉がぐぐっとかごめに詰め寄り自分の膝内にまで抱え込み、さらにはかごめの頭を胸に抱き込むようにして、そっと囁く一言。その言葉を耳にして、きゅっと身体をこわばらせ、大きく眼(まなこ)見開くかごめ。その後、かごめはきっとくしゃりとした喜びに満ちた顔をして犬夜叉の顔を見上げることでしょう。
自信に満ちた笑みを口元に浮かべ、きっと犬夜叉はかごめに真っ直ぐ自分の想いを告げたことでしょう。心が決まった時に犬夜叉が見せてくれる彼の男らしさがこれでもかと伝わってくる作品です。
“半妖”という生まれゆえに、彼の優しさ、男義といった人としての心の気高さに気づく者は今までなかなかいなかったわけなのだけれど、かごめと共にいる彼は近づいても怖い存在ではなくなり、その優しさに、その見目の麗しさに片思いし始める女性がこの後は後を絶たなくなるような気がしてなりません。いや、マジでいい男です。ここにもひとりがっつり惚れている者ありきです。もっとも、当の本人はかごめにしか目もくれないでしょうけれど。
雪花ちゃん、素敵な犬かご作品をありがとうございました。