〜イラスト『お風呂入ろ♪』 イメージSS『お泊りのオプション(笑)』〜  



『 お泊りのオプション(笑) 』



子犬君てば、
「Ikuさん。一緒にお風呂入ろ〜」だなんて、早速、衣を脱ぎ脱ぎして誘ってくれるのね。
子犬君、ありがと〜〜v

しゅっ。しゅるり、しゅるっ。

ばさっ、とさっ。


「Ikuさん。一緒にお風呂入ろ〜」
「子犬君、『一緒にお風呂入ろ〜』って、誘ってくれるの?」
「うん♥ 

とたっ、とっとっとっ。 ガラッ。
かたっ。とん。


「誰かと一緒の方がお風呂って楽しいじゃない」
「そうだね」

ザザ――ッ。ザブン。




「ふ〜〜うっ。気持ちいい♪
いつもは、かあ様と入ってるんだよ。
時々は父さんとも入るけど、父さんてば、直ぐ出ちゃうの。
かあ様が、父さんのお風呂は『カラスの行水』だって、言うの」
「あら、お父さんてば、直ぐ出ちゃうんだ」
「うん。でも、もぐりっことか、父さんとのお風呂も楽しいんだ。
かあ様と一緒の時は、お胸に触れて嬉しいの」
「そうなんだ。お父さんとも、お母さんとも入るんだね」
「うん♥ 

「それはそうと、お胸って・・・?」
「もう赤ちゃんじゃないからって、普段は触れないだ。
触ろうとすると、父さんが睨むの」
「あはは(犬君、焼きもち焼いてるんだろうか・・・)」
「・・・・・・(じぃ――っ)」
「どうしたの?」

ぺたり。

ぺたぺた、ぺたっ。

「う〜〜ん」

「えっ?(@@)」

「Ikuさんのお胸も、そのうちかあ様みたいにおっきくなるの?」
「・・・・・・はい?」
「大丈夫!僕もいつかは父さんみたいにおっきくなるって、言われたもん。
Ikuさんだって、大丈夫だよ。きっと、ふかふかのお胸になれるからね」

「あ、・・・ありがとね」
「早く、大きくなろうね」
「そうだね・・・」

ぴとーん。

天井から雫が垂れる。

それは、
にこやかな笑顔と、引き攣った笑いが交差した、ある日の「夜」の話。

ー 了 ー

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(初書き2006.03 .28/改訂2006.05.20)
子(ちび)犬君にさりげなく胸がないと指摘されました。(笑)
子犬君は、いったい何処が大きくなりたいんだろうか?(笑)←バキッ!
すんませ〜〜ん(^^ゞ
髷麿さん、楽しませて頂きました。
※ドリームVR.もあります。
 あなたも、子犬君とひとっ風呂いかがですか?(in Iku-Text)
イラスト「お風呂入ろ♪」より


お気に召して頂けましたらv




【閉】     

* Thanks dog friends ! *

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