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『 見上げる空に、桜舞う 』 君が好きだ。 君を愛している。 舞い散る桜に、君の笑顔を見失う。 君が好きだ。 君を愛している。 手に触れる君の温もりは、 生きていて良かったと思わせてくれる。 君が好きだ。 君を愛している。 君に出逢って、 俺は、いつしか笑うことを覚えた。 君が好きだ。 君を愛している。 俺はなんて幸せなんだろう。 見上げる蒼穹に、桜舞う。 舞い散る桜に、君の笑顔を見失う。 君が好きだ。 君を愛している。 どうしようもないほど、君を愛している。  ー fin ー************************************************************* （初書き2006.11.16）こちらは、「犬夜叉」ラストシーンを心に描きながら描いておりました。 犬夜叉が顔を上げて前を見据える瞳に、希望の光が宿ってさえいればそればいい。 かごめの瞳にも誰よりも愛した人がいると、悔いなく前を見つめる光さえあればいい。 何よりも、にっこり笑う犬夜叉がラストで見たいな。 犬夜叉の傍らには、かごめちゃんは居るのでしょうか？□できれば、かごめちゃんと共にいる犬夜叉がみたいものですけど。 初出「交換日記」2006.11.16 イラスト「見上げる空に、桜舞う」より
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