〜〜イラスト『俺もだ・・・』
〜イメージSS『 溢れ出す想い 』〜
『 溢れ出す想い 』 「私、犬夜叉のそばに居られて良かった」 あの時、あなたの力になれたのが嬉しかった。 あの時、あなたに力になってくれと頼まれたのが嬉しかった。 私ができることはほんの少し。 頭で考える前に私は走り出した。 「もう少しだけ・・・支えててくれ・・・」 あの時、おまえを傷つけてしまうことが恐かった。 あの時、おまえを守り切れないと思ったことが恐かった。 俺ができることはほんの少し。 頭で考える前におまえの支えが嬉しかった。 まだまだ未熟だと自分で自分が不甲斐なくなる。 だけど、俺は独りじゃないって嬉しかった。 何も語らなくとも、想いは繋がる。 触れ合った その指から、 肩に触れる その温もりから、 心に溢れる想いが零れだす。 ―――ことん。 「かごめ、眠っちまったのか?」 犬夜叉はかごめの肩に手を添え、そっと抱き寄せる。 柔らかな吐息が、頬をくすぐる。 何も語らなくとも、想いは繋がる。 手のひらに伝わる その温もりから、 肩にかかる その重みから、 心に溢れる想いが零れだす。 「俺もだ・・・ お前がいてくれて嬉しかった」 今はまだ、 目覚めているおまえに告げる資格はないのだけれど・・・。 ー fin ー |
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* Thanks dog friends ! *
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